酒寄地区は石岡市小幡にある国民宿舎つくばねの脇から林道伝いのハイキングで行くこともできます。「つくばね」からは直線で6kmぐらい、道路で約10kmでしょうか。この林道は筑波山の羽鳥地区へと続いています。このコースからの男体山もよいようです。酒寄地区には9件のミカン園さんがあり、10月中旬から12月中旬ごろまでとても栄えています。酒寄地区では温州ミカンが多く、ふくれみかん(フクレミカン)、ゆずなどもあるようです。酒寄地区の温州ミカンの味は酸味と糖分が一体となり、濃い味で美味いと云われています。
筑波山は万葉時代から橘の木があったと伝られています。
筑波山は万葉時代から橘の木があったと伝られています。
橘の 下吹く風のかぐはしき
筑波の山を 恋ひずあらめかも 万葉集
巻20-4371 占部広方
また、常陸国風土記、行方郡の項にも橘の木が記録されています。筑波山には万葉時代、国司や役人、万葉歌人などが多く訪れていました。あるときは、てっぺんから四方を見はるかし、目にする関東平野一帯が黄金色に輝く稲穂波をみて安心感があったことでしょう。養老年間編纂されたとされる常陸風土記には いにしへのひとが、「常世の国」と云ったのはきっとこの国の事ではないかと書かれています。
酒寄地区にはやさと地区と同じくふくれみかんの古木が多く見られます。筑波山のふくれみかんの木の最高樹齢が250年としてそれ以前は橘が多かったのかも知れません。我が国の接ぎ木技術は古く500年以上の歴史があると伝えられています。柑橘は挿し木しても繁殖可能ですが一般的に接ぎ木のほうが大木になるようです。
筑波山と酒寄のふくれみかん 2010/11/09
酒寄地区のミカン園 と景色 2010/11/09
酒寄地区のミカン園 2010/11/09
酒寄地区の温州ミカン 2010/11/09
みかん園 にて 2010/11/09
ミカンと筑波山 2010/11/09
ふくれみかん 2010/11/09
温州ミカン 2010/11/09
酒寄地区のみかん園 2010/11/09
みかん畑 2010/11/09
010/11/09
酒寄地区の あるミカン園 2010/11/09
ふくれみかん 2010/11/09
酒寄地区の ふくれみかん 2010/11/09
近くの鴨亭のセイロそば 2010/11/09
鴨南蛮 2010/11/09
筑波山ふくれみかん 酒寄 桜川市 2010 /1月
椎尾山薬王院 2010/11/09
鴨亭の新秋そばは美味かった。
そろそろ桜川市真壁地区産の新蕎麦がおみえのころかも。
桜川の蕎麦は美味いので有名です。
薬王院は改めて紹介します。by mizukusa kasumigaura
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